【つくば市さくらの森・流星台・春風台】栄・九重・栗原小学校と桜中学校の進学実績

はじめに

2018年につくば市に「さくらの森」「流星台」「春風台」という新しい地名が誕生しました。これらはつくば駅から車で北に10~20分のところにあり、次々と新しい住宅や宅地ができています。

自然豊かで美しい街並みに、注目が集まっている地域のひとつです。

「さくらの森」は栄小学校、「流星台」は九重小学校、「春風台」は栗原小学校

「さくらの森」は栄小学校、「流星台」は九重小学校、「春風台」は栗原小学校の学区となっています。小学校はこのようにそれぞれ異なりますが、栄小学校も九重小学校も栗原小学校も桜中学校へ進学する学区です。さくらの森・流星台・春風台にお住まいの方は、つくば市立桜中学校へ進学することとなります。

桜中学校からはどのような高校へ進学しているのでしょうか。

各高校が公表している資料と茨城県教育委員会の資料にもとづき、調査してみました。

つくば市立桜中学校の進学実績

最難関高校への進学実績

まずは茨城県最難関の土浦第一高校。

つくば市立桜中学校から土浦一高に進学した生徒は、2017~2019年の3年間で4名でした。

2016〜2018年度の桜中学校の3年生を合計すると314名なので、

桜中学校の3年生100名あたり1.27名が土浦一高に進学しています。

同様に竹園高校へは3年間で14名、3年生100名あたり4.46名が竹園高校に進学しています。

難関高校への進学実績

次に、土浦一高・竹園高校に続く難関高校への進学実績を見ていきます。

土浦第二高校には3年間で34名の進学実績を誇り、3年生100名あたり10名以上が土浦二高へ進学していることがわかります。

牛久栄進高校にも19名進学し、3年生100名あたり約6名が牛久栄進高校へ進学しています。

そのほかにも、下表のとおり水海道第一高校や下妻第一高校などの名門高校にも桜中学校からの合格者がいることが分かります。

各高校在学者数桜中学校生徒100名あたりの入学者数
土浦一高41.27
竹園高校144.46
土浦二高3410.83
牛久栄進196.05
水海道第一20.64
下妻第一10.32
 計算方法  
「各高校在学者数」は2019年度の桜中学校出身の各高校在学者数(3学年の合計)です。
「各高校在学者数」を「2016~2018年度の桜中学校3年生の総数314名」で割り100をかけた数値が「桜中学校生徒100名あたりの入学者数」です。

つくば市の他の中学校との進学実績の比較

つくば市には土浦一高や竹園高校に大量に合格している中学校があります(ご興味がある方はこちらの記事をご覧ください)。

桜中学校は、土浦一高や竹園高校という茨城県トップ水準の高校への合格者数は、他と比べると非常に多いとは言いがたいです。

しかし土浦二高などの難関高校への合格者数や割合においては、つくば市内でも、かなり高い方といえます。進学実績からみると桜中学校は県内の難関公立高校を目指しているお子さんにとって良い環境ではないでしょうか。

桜中学校出身者の十人に一人が通う土浦第二高校とは!?

桜中学校の生徒に大変人気がある土浦第二高等学校、通称「土浦二高」は国公立大学に毎年100名以上が現役合格している茨城県屈指の進学校です。

2019年卒業生は筑波大学に12名現役合格、茨城大学に37名現役合格しています。

また、土浦二高は桜中学校からは約6.7kmのところにあります。体力に自信があれば自転車通学もできそうです。

土浦二高へ3年間で34人の合格者を出している桜中学校。さくらの森・流星台・春風台のお子さんは、そんな桜中学校が学区となります。

まとめ

つくばの新興住宅地、「さくらの森」「流星台」「春風台」の学区と進学先である桜中学校の進学実績を見てきました。

「さくらの森」は栄小学校、「流星台」は九重小学校、「春風台」は栗原小学校と学区の小学校は異なりますが、進学先はいずれも桜中学校であり、桜中学校は土浦二高などへの進学者が比較的多いことが分かりました。

住宅購入や転居を検討している方の参考となれば幸いです。

またつくば市の他の公立中学校の進学実績を知りたい方は下の記事もご参考ください。