土浦第一高校と日比谷高校の大学合格実績の比較

はじめに

全国的によく知られている日比谷高校に比べ、土浦一高はそこまでの知名度はありません。

土浦一高とはどんな高校かを知ってもらう一助となればと思い、今回、大学合格実績を比較してみました。

土浦一高の魅力、日比谷高校の魅力は大学合格実績では計り知れないとは思いますが、客観的な指標の一つとして参考にしてもらえたら幸いです。

2019年入試 日比谷高校・土浦第一高校 大学合格者数(抜粋)

日比谷現役日比谷浪人土浦一高現役土浦一高浪人
東大2918128
北大4373
東北43179
筑波614514
一橋19431
京大2365
大阪大1131
国立大医学部医学科9111013
国立大計1187016576
慶應大101431221
早大112622430

2019年度の日比谷高校の在学者数(1〜3年生の合計)は971名、土浦一高の在学者数(1〜3年生の合計)は952名であり、ほぼ同じ規模ですので実数を比較していきます。

なお、合格者数は2019年入試の実績に基づくものであり、各高校公表の数値です。

日比谷高校と土浦第一高校から合格者の多い大学の傾向の比較

東大・一橋大合格者数は日比谷高校がはるかに多いことが分かります。

これに対し、北大・東北大・筑波大・京都大・大阪大など地方旧帝大合格者数は土浦一高が多いです。

また、国立大学医学部医学科合格者数は土浦一高がやや多くなっています。

国立大学合格者数合計は土浦一高が多く、早慶は日比谷高校が圧倒的に多いことが分かります。

ここからは仮説になりますが、茨城県の生徒の場合、自宅から通える大学が限られているため、進学先は筑波大を除くと全国に分散する傾向が見られます。

これに対し日比谷高校の生徒は東京近郊の大学を志望する生徒が多い傾向が見られると言えるかもしれません。

まとめ

土浦一高と日比谷高校において合格者の多い大学を比較してきました。

二校で、合格者の多い大学の傾向は異なり、東大合格者数などでは日比谷高校に及びませんが、土浦一高も輝かしい合格実績があることが分かりました。